アクシスITパートナーズ株式会社

アクシスITパートナーズ株式会社

お知らせ

プレスリリース

ローカルエナジー株式会社と公共施設群のCO₂排出量見える化システム「ローカルエコルン」を共同開発

2026/8/13
プレスリリース

公共施設群のCO₂排出量見える化システム「ローカルエコルン」を共同開発

 アクシスITパートナーズ株式会社(本社:鳥取県鳥取市 代表取締役:坂本哲、以下 当社)は、ローカルエナジー株式会社(本社:鳥取県米子市)と、電力使用量とCO₂排出量を一元管理・可視化するエネルギーデータプラットフォーム「ローカルエコルン」を共同開発いたしましたのでお知らせいたします。
 今後は、環境省「第1回脱炭素先行地域」の取り組みの一環として、ローカルエナジー株式会社を通じて、米子市・境港市の公共施設等を対象に本サービスの提供を開始する予定です。

 当社は、データ収集からCO₂排出量算定までを自動化するシステム開発力を強みとし、自治体職員の行政事務の負担軽減と省エネ意識向上による行動変容を促すことで、「地域課題解決を目指した非FIT再エネの地産地消と自治体が連携したCO₂排出管理によるゼロカーボンシティの早期実現」に貢献してまいります。

<ローカルエコルン 画面イメージ>

【開発の背景】
 令和4年4月、ローカルエナジー株式会社、米子市、境港市、および株式会社山陰合同銀行の共同提案が環境省の「第1回脱炭素先行地域」に選定され、ゼロカーボンシティの早期実現に向けた取り組みが推進されています。対象となる公共施設等の多くは、すでにローカルエナジー株式会社が電力需給管理を行っており、スマートメーターによって30分単位の電気使用量データが蓄積されていました。
 しかし、これまで各施設の電気使用量やCO₂排出量の管理は各部署の職員による個別の集計作業に依存しており、事務負担が大きな課題となっていました。そこで、蓄積された電力データを活用し、日次で電力使用量およびCO₂排出量を自動集計・公開できる仕組みとして、当社との共同開発により「ローカルエコルン」が構築されました。なお、本システムは環境省「脱炭素先行地域づくり推進補助金」を活用して開発されています。

【ローカルエコルンの主な特長】
 本プラットフォームは、日次でのCO₂排出量自動算定・見える化を通じて、自治体職員の行政事務の効率化と省エネ意識向上による行動変容を促し、対象施設の電力使用に伴うCO₂排出量実質ゼロの実現を後押しします。

電力データの自動取得 ローカルエナジーとの電力契約施設において、電気使用量データを自動取得します。手入力やCSV取込等の集計作業が不要になり、データ収集からCO₂排出量の算定までを効率化します。
CO₂排出量の自動算定 取得した電力データをもとにCO₂排出量を自動算定します。燃料・公用車等の直接排出(Scope1)と購入電力による間接排出(Scope2)の双方に対応します。
日次データ分析 月次だけでなく日次の電気使用量も確認でき、使用量の急激な増加や異常値を早期に把握できます。設備運用の見直しや省エネ対策の効果検証など、日々のエネルギー管理をきめ細かくサポートします。
レポート出力 地球温暖化対策実行計画の進捗管理や、省エネ法等の報告資料作成に役立つレポートを出力できます。
供給種別の見える化 発電種別ごとの供給割合を見える化し、再生可能エネルギーの利用状況を分かりやすく把握できます。

【今後の展望】
 「ローカルエコルン」の米子市・境港市における運用実績をもとに、さらなる機能拡充とシステムの最適化を重ねてまいります。地域に根さしたITパートナーとして、当社が培ってきたエネルギーマネジメントシステムの設計・開発ノウハウを最大限に活かし、全国の自治体や地域電力会社が直面する環境事務の効率化と脱炭素社会の実現という双方の課題解決へ向けた提案を強化します。高度なIT技術を通じて持続可能な地域脱炭素モデルの普及を牽引し、誰もが豊かに暮らせる社会の構築を目指してまいります。